ラブホテル

私はその頃一番、呪われていたと思う。

セックスレスになったのは自分のせい、旦那氏が機能不全になったのは自分のせい、元カレが中折れしたのは自分のせい

私の身体には異常があるとさえ思っていた

だから自分に欲情してくれる人が良かった

欲情してひとつになることに呪われていた

タケトはその事情を知っていたから、自分に身を委ねてほしいと言ってきた。

私はネットでの出会いに警戒心があって、1ヶ月LINEと電話でのやりとりを重ねた上に自宅の住所と勤務先の名刺を提示するようにお願いした。

今思うとよく知らない女にそんなことをしたなと思う。

私はそれが決め手でタケトと会うことにした。初めて会う日は絶対にセックスしないこと!それが最初の約束だった。

タケトは隣の県に住んでいて車で会いに来た

私に出会って自己紹介もそこそこにキスをされて驚いた

車に乗るまでに30分以上ごねたと思う

車に乗ってからは覚悟が決まった

また信号みたいに点滅する部屋番号の扉を開けた

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