秋の人との2回目①

秋の人と2回目に会う約束をした。

逢いに来てくれると言ったけど、そう言ってくれたことが嬉しかったからまた途中で待ち合わせをした。

彼は相変わらず“私に会う”という事を目的としてくれていて、今回は日帰り温泉に誘った。でも私はお気に入りの下着を身にまとった。足には素足になった時にだけ見られるペディキュアを丁寧に塗った。私は手の爪を伸ばすのが苦手でいつも深爪だったし、マネキュアが似合わないずんぐりむっくりの手だった。

だからこそペディキュアの色は官能的なものにした。私なりの験担ぎ。

駅まで迎えに来てくれた秋の人は一度目会った時もよりも愛おしくて素敵だった。会ったそばから機関銃のように話す人だった。

仕事のことや副業のことや私と関係の無い話をしながら、信号待ちで手を握ってくれるのがドキドキした。

日帰り温泉の駐車場に車を停めると彼は「おいで」と言って私を抱きしめてくれた。そして2回目のキスをした。

1度目と同じように、それ以上に惹き込まれるようなキスで、1度唇を重ねたら会えなかった分を埋めるように何度もキスをした。

『nanaとのキスは最高や!キスした後のそのを顔みたらなんでも許してしまうわ』

それは私の中で今でも宝物の言葉になっている。

信じられないがアラフォーの男女が周りのことも目に入らず、白昼堂々と唇を重ね続け、気がついたら二時間弱もキスだけでイチャイチャとしていた。

不適切だったな(笑)

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