Tinder#3

この頃になるとマッチングアプリへの感覚が麻痺していた

もう何を基準で選んでいるのか分からなくなっていたし、何がしたいのかも分からなくなっていた

ただ定期的にやり取りする人を探し、旦那氏の夜勤で寂しい夜をやり過ごす為のツールなっていた

アプリ内では何人ともマッチングをして、同時進行でやり取りをしていた

突然の別れの後遺症だったのかもしれない。『会いたいよ』『絶対に美人だと思う』そんなありふれた言葉に自己承認を満たしていた

ジョンと会ってからしばらく時間が経っていたので、セックスがしたかっただけかもしれない

個人の連絡先を交換した30 代の翔という子と会う約束をした

最初からホテルに行くつもりで待ち合わせをしていた

翔はドイツ育ちのバイリンガルで、独身のサラリーマンだった

会った途端『若く見える!』と本音だか何かも分からないお世辞を言われた

ホテルに入ってセックスをした

ノーマルな普通のセックスだった

翔は健康的な人で一度、ひとつになったすぐ後にまた元気になり、口に出したいと懇願された

私が拒否するとあっさりと諦めて、『手の平に出させて』と言われた

酷くびっくりして、そうすることによってどのような気持ち良さがあるのか謎でしか無かった。翔の言われるがまま手の平を出すと翔は自分で自分のモノを触って白い液体を出した

初めてされたそれは温かく、出されたそれをどうすればいいのか?どんな顔をしていればいいのか?何も分からないままだった

ピロートークで翔が『アメリカの大学にいた時に彼女にいつもアソコが小さいって怒られてて、nanaは大丈夫だった?』と笑って言われた時に、アメリカでは肉体的欠陥をストレートに言うのだなぁ~。日本ではタブーだよな。と全くもって別の事に思いふけっていた

翔とは一回きりのつもりで会ったが、彼からコンスタントに連絡が来たのは驚きだった

そして彼のイチモツは決して小さいものではなかった

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